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2010年2月22日
『勝利は10%から積み上げる』張栩(著)
本書の著者、張栩氏は、日本の囲碁史上初の5冠(名人・十段・天元・王座・碁聖)を達成した方です。
勝負の世界に生きている方の考え方がわかります。
勝つためにどうするか。
勝負の世界では、みなが勝つために、どうするかを考えていると思います。
そして、実行しているわけです。
実行できるかどうか、ということもありますが、考え方がわかっていないと、実行のしようがありません。
プロとしての考え方や心構えなど、興味深く読むことができました。
勝負の世界に生きる人から学びたい人は、読んでみてください。
その考え方を知ることができます。
と合わせて読まれると、なお面白く読むことができると思います。
2009年12月22日
日本タイトルだけ大賞に行ってきました。
日本タイトルだけ大賞に行ってきました。
先日(2009/12/19)、お台場で開催された、日本タイトルだけ大賞に行ってきました。
本のタイトルの大賞ということで、Twitterでノミネートされた数々の本のタイトルから、これというタイトルを選ぶというものです。
結果から書くと、
大賞は、
『ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話』マネー・ヘッタ・チャン(著)
でした。
他にも、おもしろいタイトルがいろいろとありましたね。
ノミネート作品一覧は、HPで見ることが可能です。
また、このイベントでは、2009年の出版業界の振り返りなどもありました。
出版社の倒産や業界再編、休刊などの話題が、多かったような。。。
(たしか、この辺りは、書いては行けないと言われていたと思うので、詳細は書きませんが)
不況の影響ということでしょうか。
2010年は、どうなるでしょうね。
山田真哉さんなどの主催ということで、山田さんの新刊を頂きました。
早速読みましたが、面白かったです。発想などに参考になります。
書評は、メルマガに書く予定です。
他にも、交流会、プレゼントなど盛りだくさんのイベントで、楽しませてもらいました。
2009年6月24日
テーブルクッション・「ヒザの上で読書」での肩こりを軽減する
「ヒザの上で読書」での肩こりを軽減する 誠 Boz.IDの記事より
今回紹介する「テーブルクッション」は、ヒザの上に置くことで、本の位置を高くし、読書の際に首を曲げる角度が浅くて済むようにしてくれるグッズだ。
ひざの上に置くクッションだそうです。
角度がついているので、首をあまり曲げずに、読書ができるということです。
たしかに、読書をするさいに、ひざの上に本を置いておくと、下を向くので、首などが疲れてくるようにも思います。
こういうクッションがあると、読書には良いのかなとも思います。
足の下に台を置くという手もあるとは思いますが、ひざがかなり曲がるので、長時間だと、血行が悪くなりそうです。
長時間読書をする人などには、ちょっと便利なグッズと言えそうです。
2009年6月14日
『出逢いの大学』特別講座vol.3 リーディング・ライブ!出逢いの読書術
『出逢いの大学』特別講座vol.3 リーディング・ライブ!出逢いの読書術
千葉智之さんの『出逢いの大学』に参加してきました。
今回は、『READING HACKS!』などの著者、原尻淳一氏と読書術がテーマでした。
読書術ということで、参加してみました。
Life Hacking Life (原尻淳一ブログ) 出逢いの読書術メモ
原尻さんの話は、こんな話でした。
これでは、よくはわからないと思いますが。
個人的に、すごく共感できるところがありました。
読書に対する姿勢とかが同じだったり、なるほどなあと思うことがあったり、おもしろかったです。
千葉智之さん(ちばともさん)の話は、やはりというか、人に着目している点が、印象に残りました。
他にもおっと思って、メモったことあるのですけど、書店の話などなど。
本が好きなんだなあというのが、伝わってきたお話でした。
共通しているところ、違っているところ、これは、やってみようと思うこと、などなど、読書ということで、個人的にも興味が強いことなので、楽しく参加できました。
ちばともさんの出逢いの大学は、2次会からが本番?ということで、2次会でもいろいろな人と話して、これまた、刺激やアイデア?を得ることができました。
「出逢い」と「読書」って、参加する前からおもしろいな、と思っていたのですが、参加してみて、改めて、おもしろかったなあ、と感じた時間でした。
2008年11月11日
ビジネスの成果につながる読書術
読んだだけで満足してませんか? ビジネスの成果につながる読書術 ITmediaの記事より
本を何のために読むのか?
わたしの場合は、ビジネス書であれば、行動するために、行動を改善するために読んでいます。
ですから、読むだけで終わりではなく、実践して、試すことが必要だと考えています。
この記事では、読んだだけで終わりにしない、読書術について書かれています。
読書と体験をリンクさせる6つのプロセス
1.本を読む
2.書いている内容を理解する
3.本に書いてあることと自分の経験とを結びつける
4.未体験の要素があり、それが必要なことなら実践する
5.実践の成果を検証し、学んだことの理解度を測る
6.理解度が低ければ、4と5を繰り返す
ここに書いてあることだと、3以降が重要でしょう。
■本を選ぶ際に
ただ、この前に、本を選ぶという作業があります。
その際には、問題意識や課題があると、情報の選択、本の選択をする際に良いですし、より身につきやすいでしょう。
(この連載記事でも、課題解決を意識することの重要性が言われています。)
■課題に取り組む前に
例えば、売上を上げたいから、マーケティングの本を読むとかですね。
課題や問題は、ピンポイントのほうがわかりやすいです。
ですが、まずは、全体の枠組みを知ることから始めると、理解しやすく、実践しやすいでしょう。
もう少し言うと、テクニックなどは、全体の中でのテクニックや方法論だということが理解できていないと、なかなか成果が上がらないように感じています。
ですから、最近では、フレームワークや枠組みを知るということが大切というビジネス書なども出てきているのだと思います。
重要な点が何なのか、ボトルネックがどこにあるのかを見極めることが、大切なのでしょう。
課題だと思っていたことが、実は、別の原因から発生していることもありますから、全体を把握する、はじめから終わりまでという流れを意識するというのは、とても大切です。
■本を読んでブログなどを書くこと
基本的には、内容をまとめるために書く、インプットをしやすいように書くということがあると思います。
その中で、自分が実践してみたいこと、実践したことなどを書いておくと良いかもしれません。
そして、振り返って、改善点を見つけると、なお良いです。
■スケジュールにいれてしまう
実践したいことは、ブログなどではなく、スケジュール帳に書くなどしたほうが、実践しやすいと、わたしは感じています。
ですから、Googleカレンダーなどで、予定にして行動してみると良いと思います。
例えば、広告のコピーを変えるアイデアを本から得たら、スケジュールに入れてしまえば、行動するでしょう。
■まとめ
本を読んだら、取り入れたい行動、試したい行動を、スケジュールに入れる。
そうすると、行動が変わってくるのではないかと、思います。
(難易度が高いことだと、なかなか実践するのがむずかしいので、細切れにするなど、工夫が必要だなと感じています。)
2008年7月26日
書評系メディア交流会に参加してきました。
昨日(2008年7月25日)は、書評系メディア交流会に参加してきました。
参加者は、
藤井さん
松山さん
橋本さん
丸山さん
キアさん
Tulipaさん
とわたし。
聖幸さんに、誘われて参加したのですが、聖幸さんは、地震のため、急遽不参加ということで。残念!
書評のメルマガ発行者とブロガーが集まったということで、なかなかない機会だと思ったので、参加してみました。
内容的には、いろんな話題が出ました。
本についての話題はもちろんですが、
ネットやみなさんの本業などなど。
多岐にわたる話題だったので、全部詳細は覚えていませんが。。。
個人的には、iPhone(アメリカのもの(だと思います))を松山さんが、持っていたので、勝手に親近感を持ってしまいました。
橋本さんも、iPod touchを持っていて。
この人数で、これだけの人が、iPhone/iPod touchを持っているというのは、かなりの比率のような気がします。
(って、iPhoneに興味がない人には、どうでも良い話かもしれませんが。iPhoneに関する記事)
どこまで書いてよいのか、よくわらないので、(というかブログに書いてよいのかも聞いていないですが。ダメではないとは思いますが。)こんな感じで。
要約すると、なんか密室で、本好きが集まったということですね(笑)。
とりあえず、楽しかったです。
みなさん、どうもありがとうございました。
2007年6月29日
ビジネス書を速く読んで、成果にするには
このところ、読書の成果について考えています。
404 Blog Not Found:怠翻 - 読書を一生の習慣にするための14の心がけ
これを読んでおくと読書スピードが速くなる。自己啓発書編。ついでに知的生産編
こういった記事を読んだからかもしれませんし、以前から感じていたことでもありますが。
■速く読むには?
・速読と速読の前提
速く読むには、速読のテクニックを使えば良いと思います。
フォトリーディングとか速読関連の本を読んでみると、だいたいこの辺のテクニック自体はわかるかと思います。
しかし、速読をしても、理解できなければ、意味がないので、基本的な知識を得ておくことが必要です。
そういう意味で、似たような知識を知っておくというのは、やはり有益ですね。
わたしも、年間400冊ぐらいビジネス書などを読んでいますが、知らないことを理解するのはむずかしいです。
おそらく医学書などは、その手の知識がないので、読んで理解するには時間が非常にかかるでしょう。
まずは、入門書というか、自分がわかる言葉で書いてある本を読んでおくと、むずかしい本も理解しやすいかと思います。
同じような本をいくつか読むと良いと思います。
新書 → 単行本 → ハードカバー
の順に、難解度が上がるのが基本的な感じでしょうか。
・用語、単語の理解
本を薦めると、むずかしくて理解できなかった、と言われることがあります。
おそらく用語がわからないというのが原因でしょう。
難解な用語、単語を言い換えて、意味が把握できるようになると良いと思います。
そのためには、辞書を使うと良いでしょうね。
外国語を理解するとしたら、その外国語の辞書を使いますよね。
日本語でも、わからない単語があったら、やはり理解できませんので、理解できるようになることが必要ですね。
・想像力
想像力が豊かだと、理解も速いかなと思います。
この辺は、フォトリーディングというのか、右脳でイメージで理解するというのか、そういう感じですね。
別の本で読んだことや、自分の状況ではどうだろうかと考えてみると、結構理解できます。
置き換えですね。
用語・単語や状況などを、自分が理解できるものに置き換えられると、理解が速いです。
ここまで書いてきて思ったのですが、速く読めるよりも、速く理解できることが重要なように感じます。
(小説とかは別だと思います)
■読んだことを成果にするには?
知識を得ても、行動しないと、成果は得られません。
行動すれば良いわけですが、これがなかなかむずかしい。
書かれているようにできるわけではないですし、全部やるということもできないでしょうし、やったからと言って、成果になるかはわかりません。
で、大切なのは、PDCAかなと思います。
自分の行動に取り入れて、実践するシステム、流れをつくると良いですね。
簡単に言うと、
1.読んだことを、まとめます。
2.そして、取り入れたいことを、行動リスト・計画にします。
3.実際にやってみる。
4.進捗などをチェック、反省、改善。
5.再度、修正。
こんな感じで、知識を行動に移す仕組みづくりができていると、行動が変わりやすく、成果につながりやすいと思います。
■まずは試してみる
知識を得ても、やらないということは多いです。
なので、得た知識を実行するシステム、仕組みをつくることが、成果を得るにはポイントではないかと思っています。
実は、これは、生産性などをあげるための本として有名な『仕事を成し遂げる技術』の考え方を自分なりに変えたものです。
本を読んでも、行動しないと、もったいないなと感じています。
知らないということは大きな差になりますが、行動しないと、成果にはつながりにくいです。
本を読んだら、一つでも試してみる、そういうことを、心がけたいものです。
関連記事:
2006年3月 5日
ビジネス書を読む醍醐味
メルマガを始めるようになって、毎日のように、ビジネス書を読んでいます。
おかげで、昨年は、400冊ぐらいは、読んだでしょうか。
そういう意味では、本を読むほうと言えるでしょう。
以前から、読んでいましたし、その価値は、わかっていましたが、ビジネス書を読んで、良かったと思えるときというのは、どういうときでしょうか。
自分が知りたいと思っていたことを知ることができたときでしょうね。
なんとなく、漠然と、これってどうなのだろう?と思っていたことが、書かれていて、わかったときは、うれしいですね。
答えを発見した感じがあります。
問題意識があって、それを見つけることができたときが、良いですね。
こういうときは、うれしく感じます。
ただ、もっと、すごいことを発見したと思うときもあります。
それは、ある本で書かれていたことと、別の本で書かれていたことのつながりを見つけたときが、もっとすごいことを見つけた気がします。
それも、つながりがなさそうなところに見つけたときは、本質に近づいていると、感じられます。
文化論などで、地域が離れた場所で、同じようなことが発生するなどというのがあります。
共時性などといいますが、そういうことを見つけたように思えるわけです。
こういうものを見つけるためには、意識して、似ていないもの、分野が違いそうなものを、探すことが必要です。
ですから、意識して、分野が変わっていそうな本を読むということが、必要になってきます。
効率的に、何かを勉強する際は、専門書を20冊ほど読めばよいなどと言われますが、これでは、そういう発想はできません。
違うものの見方をどうやって取り入れるか、ここが、ポイントですね。
ビジネス書には限らないことでしょうが。
そうは言っても、そんなにたくさん読めないと言う方は、メルマガをご登録ください。
2005年7月 2日
何のために、本を読むのか
反論し論破するために読むな。信じて丸呑みするためにも読むな。話題や論題を見つけるためにも読むな。しかし、熟考し熟慮するために読むが良い。
フランシス・ベーコン
(『勇気がわいてくる世界の名言』 p.52)
何のために本を読むのか。
わたしは、行動するために読みたいと、最近思っています。
なので、隅から隅まで、全部読むということは、あまりしていません。
良い本に読むと、刺激されて、アイデアや方向性が見えたりします。
そういう本に出会うと、やはり本を読んでよかったなと思います。
いずれにしても、何のために本を読むのかは、人それぞれです。
時間をつぶすために読んでも、批判するために読んでも、その人の自由です。
しかし、活用したほうが、著者にとっても、自分にとっても、良いと思います。
というわけで、わたしは、行動していくために、読みたいですね。
2005年3月11日
わたしの本の読み方 2
Q.一冊をどうやって読んでいるか?
●読み方
読み方としては、目次やはじめに、おわりになどを読んで、
あとは、はじめからページ順に読んでいます。
以前は、読みたいところから、まず読んでいたのですが、
それだと結局、わからないところを探さなくてはならないので、
読む時間がかかってしまうので、普通に読んでいます。
そして、気になったところに付箋を貼っています。
これも以前は、付箋と書き込み、傍線を引くなどしていましたが、
あとで、読んだときに、傍線を引いたところだけ読んでしまうので、
逆にもったいない気がして、線を引くのはやめました。
★手帳のリフィールに、メモする。
その代わりに、手帳のリフィールに、
ページ数と気になったフレーズなどや思い付きを書くようにしています。
(バイブルサイズの手帳を使っているので、このサイズのリフィールが、
本のサイズとほぼ同じなことが多いです。)
これが、ものすごく重宝しています。
後で見返すために、本が必要ないとまでいかないまでも、
だいたい本のあらすじや気になったフレーズが書かれているので、
これを手帳のバインダーに挟めば、あとで見返すこともできます。
●メモしていることは、
・本のタイトル
・読み始めの日付 読了日(これは、必要な人だけ書けば良いでしょう。)
・ページ数
・気になったフレーズや著者の考え
・そのときの自分の感じたことなど
・マーク 自分でマークをつけるとよいですね。
◎=とても大事。ポイント
→=取り入れたい。
?=よくわからない。
こんな感じでしょうか。
●これが、とても良いんです。
本の内容などをまとめる必要も、ほとんどなくなりますし、
あとで、見返せるし、いつ読んだかなどもわかります。
”リフィール読書術”と呼びたいぐらいです。
これで、検索がつけば、かなり理想の読書法なような気がします。
リフィールなので、無理ですが。
もっと良い方法もあるかもしれませんが、
わたしは、だいたいこうやって、読んでいます。
このあとに、マインドマップを書いても良いかもしれませんね。
ちょっと、2度手間なような気がするので、
わたしは、やっていませんが。
リフィールで、マインドマップと言うのもありかもしれません。
2005年2月 4日
わたしの本の読み方 1
メルマガの読者の方に、本に関する質問を何回か頂いています。
ということで、自分の本の読み方などについて、簡単に書いておきたいと思います。
Q.本はいつ、どれくらい読んでいるか?
だいたい、土・日に、3~4冊ぐらい読んで、平日に、2~3冊ぐらい読んでいます。
土日に、薄い本をまとめて読んで、平日に厚い本を読むというのが基本ですね。
なので、1ヶ月では、30冊前後になります。
まとめて読むといろいろと混ざってしまうという欠点があるような気もしますが、読み方を工夫しているので、そうでもありません。
Q.速読などやっているか?
速読は、やっていません。
これ以上、速く読む必要も今のところないですし、本を置く場所がなくなってしまいそうなので。
あと、文字を一字一句全部は、読んでいません。
もう少し正確に言うと、8割ぐらいを読む感じで、読んでいます。
一字一句を追うという感じではなく、その人の考えや主張がわかるように読むと言うことですね。
まあ、8割読めば、わかると思いますので。
Q.本の管理は?
本棚に、普通に置いています。
面白かった本が、前に来るようにしています。
あと、メルマガを書くようになって、エクセルファイルに、本のタイトルや購入日、メルマガに紹介した日などを書いています。
同じ本を紹介しないために始めたのですが、結構、重宝します。
これも、いつ買って、読んだかなどわかるので。
だいたい、こんな感じでしょうか。
少し長くなったので、今日はここまでで。
わたしの本の読み方 2 に続く