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2008年6月 2日
『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』フィル・ローゼンツワイグ(著)

『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』フィル・ローゼンツワイグ(著)
ビジネス書に限ったことではないですが、ビジネス関連の話題は、因果がわかりにくい、特定しにくいというのがあります。
ですから、本書に書かれていることは、ビジネス書に限った話ではありません。
ビジネス書やビジネス誌などを読む方は、読んでおいたほうが良い一冊だと思います。
もちろん、本書で言われていることも、すべてが正しいかというのは、あると思いますが。
ビジネスを科学的に考えると、なかなかむずかしいことになります。
科学の実験と違って、再現性があまりない。
状況が変化してしまう。
こういったことがあるために、ある意味、何を言っても、どれも正解ということになりやすい。
間違いやすい、間違いに気づきにくい、だましやすい、だまされやすい。
ということがあります。
(科学にも限界があるので、科学的な手法だから、間違いではないとも言い切れませんが。)
本書を読んでおくと、ビジネス書に限らず、様々な評論などについて、一定の距離をもって、読んだり聞いたりすることが出来るようになると思います。
当たり前のことですが、ビジネス書に書かれていることだから適切なわけではないですし、有名な人間が書いている、言っていることだから適切なわけではありません。
(さらに言えば、成果を出している人間が書いているから、必ず適切と言うわけでもないでしょう。)
こういう視点を持って、いろいろと見てみると、また違った見方、読み方ができると思います。
現にわたしは、以前とは違った形で、ビジネス書などを活用しています。
(本書を読む前から感じていたことなので、その前から少しずつ変えていましたが。)
ビジネスに限らず、物事は、状況依存的な面があります。
状況が変われば、同じことでも、違った結果になる可能性があります。
妄信せずに、自分で試してみる。
そういう姿勢が必要だと思っています。
そして、その試行錯誤が、行動や言葉に、にじんでくるように感じます。
本書を読んで、ビジネス書などの活用方法などを、改めて再認識しました。
2008年5月26日
『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
成功について語るときに、いくつかの方法があると思います。
成功した要因を探って、成功を目指すもの、
失敗の要因を探って、失敗しないようにするもの
後者は、失敗しないようにする、ということで、成功を保証するものではないですが。
本書は、リスクを考慮して、リスクを克服する方法を知り、成功するための方策を探るというようになっています。
もう少し言うと、大逆転の経営と本書のタイトルがなっているように、ピンチをチャンスに変えた企業の事例などが出てきます。
そこから、学ぶというものですね。
このピンチをチャンスに変える、という視点は、あまり類書ではないかもしれません。
部分的には取り扱っていますが、本書は、この「大逆転」がテーマです。
参考になることが、いくつかありました。
また、考えをまとめるのにも、参考になりました。
順風なときは、問題が表面化しにくいです。
ピンチやうまくいかないときほど、問題がよく見えるものだと思います。
うまくいかないとき、ピンチのときに、どうやってうまくいくように、「大逆転」できるようにするか。
そういうことを知りたい方が読まれると良いと思います。
2008年3月 3日
『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』青木寿幸(著),竹内謙礼(著)

『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』青木寿幸(著),竹内謙礼(著)
本書の内容は、タイトルのままです。
上場の仕方や会社の売り方、買い方について書かれています。
ストーリーで展開していくので、読みやすいです。
会社の出口、イグジットというのでしょうか、そのやり方についてが、印象に残りました。
会社の承継などの話も出てきます。
会社を始めるときから、やめるときのことを考えておくとよいということが言われます。
が、そこまで考えている人は、あまり多くないでしょう。
会社を継続するにせよ、売るにせよ、そのやり方を知っておくと、経営者にとっては、安心なように思います。
こういったテーマの本は、他にもあると思いますが、わかりにくかったりします。
その点、本書は、ストーリーだからかわかりやすかったです。
こういう点を注意する必要があるのかということなどがわかります。
まずは、本書で、おおまかな点を知って、さらに興味がある方は、別の本なり、専門家なりに相談すると良いのだろうと思います。
会社の売り買い、上場、承継などに興味がある方が、読まれると、参考になることでしょう。
2008年1月28日
『結果が出る発想法』逢沢明(著)
発想力が豊かであれば、いろいろな場面で、解決力などが上がるように思います。
ですから、アイデアを出せるようになりたいと考える人は多いかもしれません。
本書は、京都大学准教授の逢沢明氏による著書です。
いろいろな発想法の紹介や、自身の発想法などについて書かれています。
発想法として、代表的なものは、網羅されている点が、まず良いです。
そして、KJ法やマインドマップなどの長所、短所などが書かれており、これらをどう克服するのか、ということもわかります。
マインドマップを使っている方などは、その短所も知っておくと、良いように思います。
本書で指摘されていることですが、発想法を考えた方(発想法の発案者)は、やり方などにこだわる傾向があるのかもしれません。
逢沢氏は、やり方よりも、結果やより良いアイデアが出ることが重要と考えています。
わたしも、やり方よりも、より良いアイデアが出ることが重要だと思います。
そういう意味でも、本書は参考になるでしょう。
発想を豊かにしたい方が、読まれると良いと思います。
2008年1月21日
『戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか』三品和広(著)
『戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか』三品和広(著)

『戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか』三品和広(著)
このところ、戦略の本を読む機会が多いです。
そういう時期なのかもしれません。
本書のタイトルにある、戦略不全とは、戦略がないという意味ではなくて、戦略が機能しないという意味です。
戦略を持たない企業はないが、その戦略が機能していないということが、このタイトルにこめられているということです。
戦略が機能しない(=戦略不全)と、どういう結果になるか。
それが、「戦略不全の因果」ということです。
本書では、日本の上場企業1013社の調査から、戦略について考察されています。
期間としては、40年間ということで、戦後の日本企業についての調査から、戦略が機能している企業と、していない企業について、書かれています。
戦略とは何か。
利益の出る企業と、利益の出ない企業の違いは何か。
そういうことがわかります。
正直、本書で書かれていることは、経営者であれば、直観的に理解していることだと思います。
それが、調査によっても、裏付けられるという意味で、価値ある一冊だと思います。
そして、本書で得た知見から、それでは、どうしたら良いのか。
ということを考えさせられる本です。
この点を、考えることが、経営者の役割というのは、本書の主張ですし、その通りでしょう。
「戦略」が機能しないことが、利益が出ない大きな理由ということが、理解できました。
では、どうしたら、本書で言うところの「戦略」を考えることができるのか。
これは、今後のわたしの課題として、考えて行きたいと思います。
そして、そこに、大きな機会と違いがあるということが、腑に落ちた一冊です。
経営者であれば、本書で言われていることを理解して、どうすれば良いか自分で考える必要があると思います。
実を言うと、本書などを読む前は、戦略については、ある程度わかったつもりでした。
『その数学が戦略を決める』を読み、本書を読んで、認識が少し変わり、深まったように思います。
「戦略」について、考える必要性を、再認識させられました。
2008年1月14日
『逆境を乗り越える者』ジェフリー・ソネンフェルド(著),アンドリュー・ウォード(著)

『逆境を乗り越える者』ジェフリー・ソネンフェルド(著),アンドリュー・ウォード(著)
本書は、おもに著名なCEOなどが、失敗、失脚からどう立ち直るかということについて書かれています。
CEOを退任させられても、その後復活を遂げる人もいます。
復活を遂げられない人もいます。
その違いは、何なのか。
以前から気になっていました。
どうしたら、復活できるのか。その方法についても書かれています。
失敗を恐れるな、とはよく言われます。
ただ、誰だって、失敗したくてするわけではないでしょう。
どうやってそこから這い上がってくるのか。
そういうことを知っておくのは、成功したい人には、有益だと思います。
失敗を恐れて、前に進めない人にも、良いと思います。
失敗や逆境から立ち直る方法を知っておけば、安心でしょう。
類書は、あまりないと思うので、そういう意味で、読んでおいたほうが良い一冊だと思います。
ちなみに、検索すると、ヒットする検索件数が少ないので、おそらく書評をしている人が少ないということがわかります。
あまり読まれていないのでしょうか。
こういうあまり人が読んでない、良書を読むと、違いが出てくると思います。
2008年1月 7日
『効率が10倍アップする新・知的生産術』勝間和代(著)
勝間和代氏による知的生産術についての本です。
勝間和代氏が、どのような方法で効率的に知的生産などを行っているかがわかります。
ツールなどを紹介されています。
ノートPCや快眠グッズや、スキャナとか。
知的生産性を向上するために参考になる一冊だと思います。
本書に書かれていることや、方法などを参考に、自分なりにアレンジしていくと良いと思います。
人によって、ベストな道具や方法は違うと思いますから。
基本は、目的を考えて、人のやり方などを参考に、試行錯誤するということだと思います。
例えば、わたしは、デジタルガジェットなどに興味があるので、いろいろとデジタル機器や道具を試したりしますが、機器や道具(の情報)を集めることで満足しないように注意しています。
PDAなどは、自己管理や効率を高めたいという目的があって、わたしの場合は使うわけで、この目的を忘れてしまうと、単にコレクションになってしまうので。
楽しみでやっている部分があるので、まあ良いと言えば良いのですが。
効率的に、効果的に、知的生産を行いたいという方が、参考にしてみると、ヒントやツールなどが見つかると思います。
2007年12月31日
『外食・非常識経営論』大林豁史(著)
日本レストランシステム株式会社会長の大林氏による著書です。
日本レストランシステムは、「洋麺屋 五右衛門」などを展開する企業です。
そして、利益率が、20%以上の高収益企業です。
その大林氏の経営論がわかります。
非常識かどうかは読んでもらうとして、
自分の頭で考えることの大切さを感じました。
多くの企業がやっていることだから、そうやるのが理に適っているとは限りません。
目的にあった方法を自分で考えてみる、そういうことの重要性を、再認識しました。
伊那食品工業株式会社の塚越寛氏による『いい会社をつくりましょう。』を、ちょっと思い出しました。
良書です。
経営者の方が読むと、参考になることがあると思います。
創業経営者の方の本は、やはり参考になる場合が多いですね。
いろいろと経験されているということと、考えているからなのでしょう。
商売をやっているなら、こういう良書は読まないともったいないなと思います。
スルーすることなく、読むことができて良かったです。
2007年12月25日
『最強のビジネス図解ワークブック』開米瑞浩(著)
文章や言葉で説明するとわかりにくいことでも、図で説明すると、すぐに理解できることがあります。
本書では、図解について書かれています。
ピラミッドストラクチャ、マトリックス、座標軸など、おなじみの図解について説明されています。
本書の特徴は、ワークブックになっているところです。
問題があり、それらを解いていくことで、図解を身につけることができるようになっています。
どういうときに、どんな図を使うと良いかが、わかったように思います。
プレゼンなどで図解を使いたい方などが読むと、どういう図を使うと、相手に伝わりやすいかを知ることができることでしょう。
よりわかりやすい図解をするための技術を知ることができるので、説得力が増すように思います。
本書のおもしろいところは、図解力は、読解力からということで、文章や伝えたいことを理解することができるかどうかを重視しているところです。
図解力 = 読解力 × 思考力
という式が、本書の「はじめに」に紹介されています。
図解力をつけるために、読解力が必要なのか、と思う方は、本書を読んでみると良いと思います。
わたしは、図解力がつくことで、読解力もつくということがわかりました。
そして、説得力も増すことでしょう。
図解力をつけたい方に、おすすめです。
2007年12月17日
『ドリーム―成功者が教える魂の富の作りかた』犬飼ターボ(著)

『ドリーム―成功者が教える魂の富の作りかた』犬飼ターボ(著)
この『ドリーム―成功者が教える魂の富の作りかた』は、『チャンス―成功者がくれた運命の鍵』の続編です。
前作の主人公が、投資についてなどを学ぶというストーリーです。
投資については基本的なことが書かれています。
このところ、投資関連の本を読む機会がありますが、書かれていることを読むと、基本的なことが書かれているものが多いです。
入門書的なものを読むことが多いからでしょうか。
やはり基本が大切ということはあるのでしょう。
本書でも、それは同様で、長期投資を考えて実行することの大切さなどがわかります。
投資は、わたしの性にはあまり合わないので、個人的には行っていませんが、投資の考え方は簡単です。
投資 < リターン
となるようにするということです。
あとは、確率論です。
どういうリスクがあって、リターンがあるのか。
そういうことを知ることが重要だと思います。
投資においても、知識は重要ですね。
バフェット氏の言葉として有名な「わからないものには投資しない」という姿勢がまず必要なのかもしれません。
現在、銀行に預けておくと、インフレによって目減りするということはありますが、投資の場合は、リスクがあるということは忘れてはならないでしょう。
本書のような基本的なことが書かれている本を2、3冊読むと、そういうことがわかってくるように思います。
金持ち父さんシリーズなどから入ると良いかもしれませんね。
この『ドリーム』は、3部作の第2部ということで、第3部があるようです。
精神的なことが書かれるようですが、今から楽しみです。
2007年12月10日
『社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!』小山昇(著)

『社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!』小山昇(著)
株式会社武蔵野の社長、小山昇氏による著書です。
小山昇氏はいろいろと本を書かれていますが、今回は、数字についてです。
決算書や給与など、会社の数字についての考え方などを教えてくれています。
数字で考えることが大切とはよく言われますが、なかなかできません。
そういう意味で、参考になりました。
いわゆる決算書の仕組みや読み方などを説明している本とは違った視点を得ることができたように思います。
目標は高くしすぎないとか、一読するとそうかなと思うことも、前提条件などを考えると、そうなるのだろうということがわかります。
なるほどと思うことが多かったですが、疑問なども出てきたので、このあたりをもう少し自分で深めたいなと思った一冊です。
中小企業の経営者の方や起業したい方などが読まれると参考になると思います。
読んでみてください。
2007年12月 5日
『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』石井裕之(著)
『「心のブレーキ」の外し方』などの著者、石井裕之氏による著書です。
このシリーズの完結編だそうです。
3作目ということで、実は、それほど期待していなかったのですが、参考になることがありました。
本書のテーマとは違うのですが、自分を他人のように見るにはどうしたら良いか、ということを、このところ考えていました。
どういう風にすると、自分を客観視できるのか。
他人のように見られるのか。
考えていくと、少しずつですが、やり方のようなものがわかってきます。
まだまだ試行錯誤していますが、やり方の一つとしては、書くことです。
自分の考えや行動などを書き出して、見てみると、比較的他人のように見ることができやすいと思います。
本書は、潜在意識とどう付き合うかという話です。
自分を客観視するということとは違いますが、顕在意識ではない「もう一人の自分」とどう付き合うのか。
潜在意識というものの特徴がわかります。
顕在意識とはこう違うんだな、ということがわかりました。
この違いを知っていると、潜在意識との対話はしやすくなるように思います。
そういうことに興味がある方は、読んでみてください。
意識、客観的な自分、潜在意識と、3人の自分とどう付き合うのか、ということが、自分を変えるためには、必要なのかもと思った一冊です。
2007年11月26日
『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ―その活用の方程式』守屋淳(著)

『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ―その活用の方程式』守屋淳(著)
孫子と『戦争論』を比較して、そこから戦略について書かれています。
おもしろかったです。
戦略という言葉は、いろいろなところで使われていますが、もともと戦争用語です。
それだからか、どうも戦略とは何かということが、なかなかわかりにくい、理解しにくいもののように感じていました。
孫子と『戦争論』を知ることで、戦略について、さらに知ることができます。
本書を読んで、戦略というものの理解が深まったように感じます。
本書は、ウルトラマンはなぜ戦略が必要ないのか、というところから始まっています。
どうして戦略が必要なのか、本書を読み進めていことで、そういうことを考えることができます。
比較することで、理解が深まるというのはあります。
(比較しないと、よくわかならいものなのかもしれません。)
戦略を理解する方法として、この孫子とクラウゼヴィッツの比較というのは、興味深く理解できる方法なのだなということを、読み終えて感じました。
「戦略」とは何か、いまいちよくわかっていない人が読むと、「そういう点が重要なのか」などと感じることができる本だと思います。
読んでみてください。
2007年11月19日
『100inc.』エミリー・ロス(著),アンガス・ホランド(著)

『100inc.』エミリー・ロス(著),アンガス・ホランド(著)
本書は、オーストラリアで、ベストセラーになった本のようです。
100inc.ということで、100の有名な企業の話です。
多くの企業の話が、簡潔にまとめられていて、楽しく読むことができます。
いろいろな企業、成功のやり方があることがわかります。
多様なわけですが、類似点を見つけることもできると思います。
明示されているわけではないですが、読み進めていくと、ぼんやりとわかってくるというのでしょうか。
企業の成功について探求するという場合、共通点を引き出すという本が多いですが、それとは違ったアプローチです。
成功した企業を並べてみる。
そこから何を引き出すかは、読者にまかせるというようになっていると思います。
自分で読んでみて、そこから何を得るかは、その人次第ということです。
これだけ、多くの企業の事例が詰まっている本は、なかなかありません。
自分が目指したいところや、こういうやり方もあるのか、といったヒントや気づきなどを見つけることができるでしょう。
いろいろな事例を知ることで、見えてくるものがあるのだなと、ということが
よくわかった一冊でした。
基本的に、成功している企業を取り上げているので、楽しく読むことができます。
他社、他業界から学びたい方は、読んでみてください。
2007年11月12日
『「超」短期トップビジネススクール留学ガイド』平川理恵(著)

『「超」短期トップビジネススクール留学ガイド』平川理恵(著)
本書では、エグゼクティブプログラムについて紹介されています。
エグゼクティブプログラムとは、経営者やビジネスパーソン向けに、ビジネススクールが開講している短期のプログラムです。
MBAを海外で勉強したいが、時間や費用を考えると、なかなかむずかしい。
そういう人には、このようなエグゼクティブプログラムは、良いですね。
こういうものがあるというのは知っていましたが、いろいろなスクールの比較をするとなると、調べる必要があります。
これがなかなか大変だったりします。
本書では、どんなプログラムが行われているのか、多くのプログラムが紹介されています。
比較検討できるので、便利です。
エグゼクティブプログラムを修了しても、単位・学位などはもらえません。
ただ、スクールの同窓会への招待などあるようです。
人脈づくりにも良いのかもしれません。
ビジネスの専門的な知識を、短期間で学びたい人に良いように思いました。
2007年11月 5日
『「A4一枚」仕事術』三木雄信(著)
本書で言われていることを一言で言うと、
A4のテンプレートをつくって、それで仕事を進めていこうという仕事術です。
時間管理、発想法、会議術などのテンプレート例が出てきます。
例えば、議事録などは、普通テンプレートをつくっておきますよね。
そういう感じで、書類のテンプレートをつくって、定型化して、仕事を進めていくということです。
A4一枚にまとめることで、視認性も高まると思います。
人によっては、仕事の仕方は違うでしょうし、業種や会社によって、書類の中身などは変わってくると思います。
考え方として、テンプレートをつくっていくことで、仕事を進めやすくなるというのを知っておくのに良いですね。
テンプレート例も出てきますので、それらを参考に、自分にあったものをつくることもできると思います。
わたしもいくつか参考にして、テンプレートをつくろうと思います。
ちなみに、手帳をA5サイズのものにしておくと、A4のものも手帳にはさむことができます。
会社のコピー用紙などは、ほとんどがA4です。
そういうことで、手帳をA5にしておくと便利なんですね。
2007年10月29日
『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』勝間和代(著)

『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』勝間和代(著)
勝間和代氏による著書です。
3人のお子さんを育てつつ、公認会計士や中小企業診断士などの資格を取得された勝間氏の時間術です。
興味のあるところです。
基本は、やることを減らすということです。
重要なことをやるということですね。
時間投資マトリックスというので、重要なことがわかるようにして、それをやるようにしていくというやり方だと思います。
これは、『7つの習慣』で時間管理のマトリックスとして出てきます。
『7つの習慣』を読んだことがある方には、お馴染みだと思います。
「緊急でないが重要なこと」に、時間を使う、というものです。
このようなことを意識して時間を活用するということが重要なのだと思います。
本書で、個人的に印象が残ったのは、自転車です。
勝間氏は、自転車移動をされているそうです。
これで、移動時間の短縮と、健康維持になっているということです。
そして、MP3プレーヤーを使って、オーディオブックを聞いているということで、3つのことを同時に行っているとのこと。
これは良いですよね。
わたしも、最近、iPod touchを買ったので、移動中に、ビジネス関連のポッドキャストなどを聞いています。
英語の勉強にもなるように、英語のものを聞いています。
無料なのに、良質のものがあって、とても良いです。
一つのことをやる際に、他のことをやることにつなげられないか、と考えると、良いですね。
同時に複数のことを実行するというのでしょうか。
本書では、こんな感じの時間を有効に使うための方法を知ることができます。
時間を有効活用したい方は、読んでみて下さい。
2007年10月22日
『儲かる会社の社長の条件』小山昇/岡本吏郎(著)
『儲かる会社の社長の条件』小山昇/岡本吏郎(著)
株式会社武蔵野社長の小山昇氏と経営コンサルタント・税理士の岡本吏郎氏の対談です。
対談ということで、ライブ感があります。
引き出しあう感じがしますね
こういう点が、一人で本を書くなどとは違うのでしょう。
そういう意味で、興味深かったですし、お二人の著書とは、少し違った面も見られたような気がします。
多数の著者があるお二人ですが、良い意味で変わった本を書いている、という印象があります。
常識とは少し違うというのでしょうか。
そんな二人の対談ですから、おもしろいです。
他の著書を読んでいる人などは、少し新しい面を見ることができた感じがするのではないでしょうか。
もちろん、言われていることは、他の著書などと被るところはありますが。
2007年10月15日
『ブレイクアウトストラテジー2ケタ成長企業の戦略』シドニー・フィンケルシュタイン(著)

『ブレイクアウトストラテジー2ケタ成長企業の戦略』シドニー・フィンケルシュタイン(著)
本書では、成長している企業から、ブレイクアウトするための戦略を学ぶことができます。
シドニー・フィンケルシュタイン氏は、『名経営者が、なぜ失敗するのか?』の著者です。
『名経営者~』は、失敗がテーマでしたが、『ブレイクアウトストラテジー』は、成長がテーマです。
企業の置かれている立場によって、取ると良い戦略がわかります。
大企業から小さな企業、起業家など規模などによって、成長するために取るべき戦略がわかるようになっています。
また、実行の際の考え方の枠組みも提示されています。
戦略があっても、絵に描いた餅になってしまうこともあるでしょう。
そうならないように、必要なことがわかるかと思います。
もちろん、計画や実行の際には、思ったとおりにならないことがあるわけで、そういうときにどうするかは考えておく必要があるとは思います。
しかし、目指すべき方向性などを知っておくのは、非常に有益でしょう。
どこへ向かうかわからずに走っても、どこへたどり着くかはわかりませんから。
戦略というのは、自社の能力と取り巻く環境によって、取るべき戦略が変わってくるでしょう。
その際に、どういうことを考えておくと良いのかを、成功している企業から学んでおけば、一から自分で考える必要はありません。
もちろん自分で考えるということは重要ですが、過去を知っておくと、自分で考える際に参考になります。
また、ライバルには読まれたくない本かもしれません。
というのは、何をやる必要があるか、知ることができるからです。
とは言え、本書の内容を理解して、実行するのは、かなりむずかしいとは思います。
むずかしいことだから、それだけの成長を得られるということでもあるのでしょう。
というわけで、成功事例などから、成長するために必要なことを知りたい方が読まれると、成功のための戦略、計画を考える際の参考になることと思います。
2007年10月 8日
『佐藤可士和の超整理術』佐藤可士和(著)
アートディレクターの佐藤可士和氏による整理術についての本です。
空間、情報、思考の整理術について書かれています。
整理の大切さはよく言われますが、発想につながっているというのは、そういう風に考えたことはあまりなかったので、この点が参考になりました。
整理整頓の必要性を、改めて感じました。
とは言え、本書を整理術として期待して読むと、それほどすごいことは書いてありません。
このためか、アマゾンではあまり評価が高くないですが、わたしは得るところがありました。
発想術の初歩のような感じで読むと良いのかもしれません。
本書を読んでいて、こちらの株式会社武蔵野の小山社長の本を思い出しました。こちらでは、掃除と環境整備の大切さが書かれています。
あわせて読むと、良いと思います。
整理整頓や掃除の重要性は、わかっていても、なかなかできていないのですが、きちんと実行したいと思います。
最近感じるのは、捨てることの重要さと、モノを増やさないことが、ポイントかと思います。
必要最低限のモノで済ませようと心がけると、整理したり捨てたりする必要が減りますから、とくに、モノを増やさないことが重要なように感じます。
整理術や発想法などを考えたい方が、読んでみると良いかもしれません。
2007年10月 1日
『2日で人生が変わる「箱」の法則』アービンジャー・インスティチュート(著)

『2日で人生が変わる「箱」の法則』アービンジャー・インスティチュート(著)
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の第二弾です。
前作の舞台は、企業、ビジネスでしたが、今回は、家庭です。
ビジネス上の人間関係について考えたい方は、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を、まず読まれると良いと思います。
今回も、小説形式で、「箱」について書かれています。
どうやって「箱」から出るのか、ということを、前作に登場していた、カリスマ経営者の話として、描かれています。
本書に描かれているようなことを言っているものはあまりないように思います。
わたしが知る限り、類書はないような。
人間関係を考える際に、非常に独特な視点で、考えることができるでしょう。
そういう意味で、本書は、貴重な一冊だと思います。
また、本書で書かれていることを意識することで、自分が変わっていくことができると思います。
心の平和を得る方法が、わかるかもしれません。
人間関係を改善したい方に、本書は、おすすめです。
2007年9月25日
『ビジネスロードテスト新規事業を成功に導く7つの条件』ジョン・W・ムリンズ(著)

『ビジネスロードテスト新規事業を成功に導く7つの条件』ジョン・W・ムリンズ(著)
著者のムリンズ氏は、GAPの創業に携わった方で、現在は、ロンドンビジネススクールの教授をされている方です。
本書のテーマは、新規事業のアイデアを、どう判断するかということです。
新規事業がうまくいくかどうかをどのように判断すると良いかということが書かれています。
起業家や経営者の勘が大切という方もいるかもしれませんが、ここでは、7つの条件から、判断する方法を教えてくれています。
文献調査と、起業家などへのインタビューから、これらの7つの条件を探り出したということです。
事業計画書を書く前に、そのビジネスのアイデアがそもそも実行する価値あるものなのか、どこが弱みでどこが強みなのか、そういうことを考えるための枠組みを提示しています。
7つの条件一つひとつについては、どこかで聞いたことがあることのように思います。
例えば、そのうちの一つは、マイケル・ポーターの「5フォース」だったりします。
これら7つの条件の関係や重要度などを解説してあり、実践する際にわかりやすく使いやすいように思います。
成功例と失敗例が紹介されており、どういう点に気をつける必要があるかも、わかります。
ムリンズ氏によれば、
「もともとは起業する人たちのためにこの本を書いたのですが、事業のどのステージでも使える方法です。」(「プレジデント」 2007.10.15号 p.167)
ということで、既存の事業にも、分析のための枠組みとして活用できるでしょう。
起業家や経営者の方が、活用できる本だと思います。


















