まぐまぐ新着メルマガ 【ビジネス部門】 第1位獲得!

メルマガ発行しています!毎回、ビジネス本の紹介などしています。 面白いビジネス書をお探しの方は、ご登録を!

1万5,000人が、読んでいるメルマガ!!

(マガジンID:0000139905) (配信:まぐまぐ)  (無料) 
メールアドレス:
▼知識を活用したい方は → ビジネスメルマガ:「知識をチカラに!」

2010年1月12日

『ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書』アイラ・チャレフ(著)

『ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書』アイラ・チャレフ(著)
『ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書』アイラ・チャレフ(著)

フォロワーシップとは、リーダーについていく者・フォロワーの力や考え方などのことです。


本書は、そのフォロワーの行動指針などについて書かれています。


副題に、「上司を動かす賢い部下の教科書」とあるように、上司をうまく動かす方法のヒントにもなる一冊です。

誰かの部下であるなら、参考になることが、いろいろと見つかる本です。


そして、その逆も言えます。

リーダーであるなら、本書を読むと、どのようなリーダーとしてあるべきかも、わかってくるように思います。


リーダー-フォロワーの関係の中で、どのように振舞うと良いのか、考えると良いのかということが、わかってきます。

とくに、フォロワーの人には、参考になります。


上司をうまく動かしたい、そんな人は読んでみてください。

『ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書』アイラ・チャレフ(著)
『ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書』アイラ・チャレフ(著)


2009年12月28日

『マーケティング・プレイブック』リチャード・トング(著)ジョン・ザグラ(著)

『マーケティング・プレイブック』リチャード・トング(著)ジョン・ザグラ(著)
『マーケティング・プレイブック』リチャード・トング(著)ジョン・ザグラ(著)


本書の著者、リチャード・トング氏と、ジョン・ザグラ氏は、元Microsoftのマーケティング担当者だそうです。

その二人は、自身の経験などから、マーケティングのに必要な戦略論、ポジショニングについて書かれています。


どういうときに、どういう戦略、ポジショニングを取ると良いのか、目指すと良いのか、ということを、5つのパターンで説明しています。

わかりやすいです。

頭の整理に役立ちます。


プレイブックということで、実際に業務を行う際に使えるようにと、書いたものということで、実務者向けに書いているということです。

こういう本を、一冊読んでおくと、ポジショニングなどがわかるので良いですね。


マーケティングにおける戦略、ポジショニングのフレームワークを知るために、参考になる一冊です。

マーケティング担当者なら、読んでおいて損のない本でしょう。


これぐらいのことはわかっていないと、まずいと言えるかもしれません。

マーケティングをこれから学ぼうという実務者に、読んでおいて欲しい一冊です。

なかなかこういう本を読む人は、少ないのかもしれませんが、だからこそ、読んでおくと、違いになってくるように思います。

『マーケティング・プレイブック』リチャード・トング(著)ジョン・ザグラ(著)
『マーケティング・プレイブック』リチャード・トング(著)ジョン・ザグラ(著)

2009年12月14日

『やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力』勝間和代(著)

『やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力』勝間和代(著)
『やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力』勝間和代(著)

一人では、なかなか上手くいかないことも、力を合わせることで、可能になることもあります。

そんなまわりとの協力をしていくための方法を、勝間和代氏が書かれています。


4つの力をつけていくことで、「やればできる」ようになっていくということです。


「へんか力」

それぞれの力については読んでもらうとして、
「へんか力」が個人的に印象に残りました。

変化すること、変わることの重要性について書かれています。

多くの人は、心のどこかでは、変わりたくない、と思っているのではないかと思います。

別の表現で言えば、安定志向というのでしょうか。

そういうものがあったりするのではないでしょうか。


しかし、自分が変わらなくても、状況は日々変わっていくわけですから、その変化にどう「対応する」かということが、少なくとも必要でしょう。


勝間氏は、自分の時間の3割を、変化することに使うことを勧めています。

時間の割合は、いろいろとあるとは思いますが、日常の中でも、変化することを意識したいものです。

そうやって、少しずつ変化が日常になっていけば、安定志向の人でも、変わっていけるはずです。


こういった4つの力を身につけながら、まわりの人と協力しつつ「やればできる」ようになっていく。

起業家にも参考に

ビジネスパーソン向けに書かれている本だと思いますが、考え方などは、起業家や起業したい人にも、参考になることだと思います。

仕事は、やはり一人ではできないことですし、協力し合える人が、繁栄するようになっているはずですから。


というわけで、まわりの人と協力しつつ、力をつけていきたい方が読まれると、参考になる一冊です。

「やればできる」ようになりたい人は、読んでみてください。

『やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力』勝間和代(著)
『やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力』勝間和代(著)

2009年12月 7日

『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)

『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)
『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)

無料からお金を生み出す新戦略とあるように、無料から儲けを生み出すための方法について書かれています。


インターネット時代、ウェブ時代にあって、「無料」、低価格ということは、それほど新しいことではないと思います。


本書は、『ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』の著者、クリス・アンダーソン氏の著者です。

ロングテールでは、ウェブによって、ヘッド(売れ筋)だけではなく、テール(あまり数が出ない商品)も、販売できるようになってきているということを取り上げていました。


この『フリー』では、さらに進めて、無料からどうやって、儲けを生み出すかについて書かれています。


ある意味、わかっている人には、わかっていることなのかもしれません。

ですが、ウェブ時代、デフレ時代に、無料からお金を生み出す方法を知っておくことは、有益でしょう。


無料で何かを集めて、他のもので収益を上げる。

基本的な方法は、こういうことです。

その具体例や分類などを知っておくと、今の時代のビジネスにおいて、有益だと思いました。


ウェブを活用してビジネスをしたい人は、もちろん、そうでない人も、一読の価値がある一冊です。

『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)
『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)

2009年11月30日

『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)

『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)

『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)
『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)

レバレッジ・シリーズなどの著者、本田直之氏による著書です。


パーソナル・マーケティングということで、個人のマーケティング、ブランディングについて書かれています。

自身の経験などを交えながら、パーソナル・マーケティングについて書かれています。


自分のマーケティング、ブランディングを考えたい方は、読まれると参考になることが見つかると思います。


例えば、

自分のキャッチフレーズを持つ (p.151~)

本田氏であれば、「レバレッジ」というのが、キャッチフレーズ、言葉になるわけです。

自分を一言で表すもので、相手のメリットなどがわかるものが良いでしょう。

肩書きともちょっと違うのですが、そういったものを考えることと同様ですね。


自分がどんなことをしていて、相手に何をできるのか。

そういうことを、表わすような「キャッチフレーズ」を考えられると良いわけです。

そのためには、前段階があるので、さらに、詳しく知りたい方は、読んでみてください。


章の終わりに、ワークがあるので、それらを実際に考えてみることで、自分のマーケティング、パーソナル・マーケティング、パーソナル・ブランディングのために、何をしたら良いかがわかります。

パーソナル・マーケティングを考えたい方は、読んでみてください。

『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)
『パーソナル・マーケティング』本田直之(著)

2009年11月23日

『成功は一日で捨て去れ』柳井正(著)

『成功は一日で捨て去れ』柳井正(著)
『成功は一日で捨て去れ』柳井正(著)


ファーストリテイリングが、創業60周年ということで、この連休に値引きセールを行いました。

行列ができるなど、盛況だったようです。


本書では、『一勝九敗』以後のユニクロについて知ることができます。

フリースなどのヒットによって、ユニクロが成功したわけですが、その成功の後の話を知ることができます。


『一勝九敗』にも通じるところがありますが、スピードを大切にして、チャレンジしていく姿勢というのを、見ることができます。

成長を求めて、最善の行動をしていく。

成功体験に酔うことなく、次の成長、成功を求めて、進んでいく。

その様子をうかがい知ることができました。


世界一を目指しているユニクロがどこまで突き進んでいくのか。

ユニクロのこれからの展開が楽しみです。

目標を決めて、その目標を達成するために、何をどうするのか。

本書を読んで、逆算の思考、行動の大切さを再度、感じることができました。


『成功は一日で捨て去れ』柳井正(著)
『成功は一日で捨て去れ』柳井正(著)

2009年11月16日

Twitter本、あなたが読むべきなのはどれ?

Twitterが、流行ってきているからでしょうか?

Twitterの本が、いろいろと発売されています。


それぞれどんな感じか、簡単に紹介したいと思います。

わたしが読んだ感じということで、ご参考までですが。

『仕事で使える!「Twitter」超入門』小川浩(著)
『仕事で使える!「Twitter」超入門』小川浩(著)

「Twitter」超入門ということで、本当に、入門という感じです。

Twitterって?という人には、参考になるかもしれません。


『ツイッター 140文字が世界を変える』コグレマサト (著),いしたにまさき(著)
『ツイッター 140文字が世界を変える』コグレマサト (著),いしたにまさき(著)

ネタフルのゴグレさんと、みたいもんのいしたにさんが、Twitterについて書かれています。

経験やTwitterのこれまでなどについて書かれている点が、興味深く参考になります。

これからTwitterを始めたいという人に、参考になると思います。

新書で、お手ごろですし。


『Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』山崎富美(著),野崎耕司(著),斉藤徹(著),川井拓也(著)
『Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』山崎富美(著),野崎耕司(著),斉藤徹(著),川井拓也(著)

こちらは、Twitter マーケティングとあるように、とくに企業で使うことについて、書かれています。

企業のTwitterの活用事例などが紹介されています。

企業のマーケティング担当の方などが読まれると、参考になることがあるかもしれません。


『Twitterの衝撃 140文字がビジネスからメディアまで変える』枝洋樹(著),林信行(著),小林弘人(著),津田大介(著)他
『Twitterの衝撃 140文字がビジネスからメディアまで変える』枝洋樹(著),林信行(著),小林弘人(著),津田大介(著)他

10人の著者による、Twitter論です。

使い方などは本書を読んでも、あまりピンと来ないというか、どういうインパクト、衝撃があるかという話が書かれています。

Twitterの「意味」などを知りたい方が読まれると良いかもしれません。

『「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power』ジョエル・コム (著),小林啓倫(翻訳)
『「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power』ジョエル・コム (著),小林啓倫(翻訳)

アメリカで一番売れたツイッター本だそうです。

Twitterの始め方、フォロワーを増やす秘訣、つぶやきを書くための基本ルールなど、実際にTwitterをやっていくために必要なことがわかります。

実践的という意味で、参考になる一冊です。

これから、Twitterを始めたいという人には、参考になることでしょう。

すでにやっている人で、もっと活用したい人にも、参考になることが見つかりそうです。


個人であれば、この中ですと、

『ツイッター 140文字が世界を変える』コグレマサト (著),いしたにまさき(著)

『「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power』ジョエル・コム (著),小林啓倫(翻訳)

を読まれると、参考になるかもしれません。


まだ、Twitterを始めていない人は、読む前に始めてみると、参考にしやすいと思います。

もしくは、これらの本を片手に、始めてみると良いでしょう。


http://twitter.com/kobabiz

2009年11月 9日

『iPhone情報整理術~あなたを情報強者に変える57の活用法!』堀正岳(著),佐々木正悟(著)

本書では、iPhoneの活用法、とくに情報の整理について書かれています。

【目次】(「BOOK」データベースより)

01 iPhoneでつくるクラウド・オフィス
02 iPhoneでゼロストレス仕事術
03 iPhoneユビキタス手帳術
04 iPhoneでウェブを持ち歩く
05 出先でのiPhone活用術
06 人生に近道をつくるiPhoneライフハック術
付録 さらにiPhoneを使いこなすための17のテクニックとアプリケーション

スケジュール管理やタスク管理、情報の整理における、iPhoneの活用法がわかります。


わたしも、「手帳」として、そしてウェブの閲覧端末としてなど活用しているので、本書の活用方法などは参考になりました。


わたしは、とくに、メモ帳として、活用しています。

デジタルメモ帳として、非常に重宝しています。

本書でも、紹介されているEvrenoteが便利です。


他にも、本書では紹介されていないアプリなども活用しています。

それらは、今後、このブログなどで紹介していく予定です。


iPhoneは、アプリがたくさんあるので、何を使うかというのは迷うところかもしれません。

テクニックやアプリが紹介されているので、これからiPhoneをもっと活用したいという人に良いでしょう。


iPhone情報整理術

2009年11月 2日

『一生断られない営業法―世界トップ営業が明かす魔法の一言で、100の出会いが100のチャンスに変わる!』牧野克彦(著)

『一生断られない営業法―世界トップ営業が明かす魔法の一言で、100の出会いが100のチャンスに変わる!』牧野克彦(著)<br />
『一生断られない営業法―世界トップ営業が明かす魔法の一言で、100の出会いが100のチャンスに変わる!』牧野克彦(著)

本書の著者、牧野克彦氏は、ソニー生命の営業マンとして世界トップ1%の成績を12回達成した方だそうです。

その牧野氏が、断られない営業法について書かれています。

わかりやすいです。

これなら、できそうな気がします。


断られるのが嫌、というのが営業にはあると思います。

と言いますか、断られるのが好きという人は、営業に限らず、ほとんどいないでしょう。


「魔法の一言」ということで、この言葉が、ポイントの一つになるわけですが、なかなか気づきにくいことかもしれません。

この一言だけではなく、全体として活用することが重要だと思いますが、この一言を知るだけでも、価値があると思います。


もし断られることがないのであれば、営業を行うことも精神的に楽になるはずです。

ですから、本書のような本を知っておくことは有益ですね。

断られないで、営業する方法を知りたい方、セールスパーソンの方は、読んで損はない一冊です。

『一生断られない営業法―世界トップ営業が明かす魔法の一言で、100の出会いが100のチャンスに変わる!』牧野克彦(著)<br />
『一生断られない営業法―世界トップ営業が明かす魔法の一言で、100の出会いが100のチャンスに変わる!』牧野克彦(著)

2009年10月19日

『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)

『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)
『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)
『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)

ブランディングの方法について書かれています。

ステップに分かれていて、わかりやすかったです。


ちなみに、ザグとは、ジグザグのザグで、人とは違ったことをやるということです。


企業ブランディングについて、主に書かれていますが、個人のブランディング、パーソナルブランディングでも、活用できる内容だと思いました。


ブランディングを実現することは簡単なことではないと思います。

本書では、ステップを踏んで、必要なことを説明してくれています。

この流れに沿って、ステップバイステップで考えて実行していくと、ブランドが強化されるようになるはずです。


ブランディングを考えている経営者やブランドのことを考えたいビジネスパーソンの方が読まれると、参考になる一冊だと思います。


『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)
『ザグを探せ!最強のブランドをつくるために』マーティ・ニューマイヤー(著)

2009年10月12日

『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』佐藤章(著)

『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』佐藤章(著)
『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』佐藤章(著)


キリンの「FIRE」や「生茶」などの商品開発に携わった佐藤章氏による著書です。

NHKの「プロフェッショナル」にも登場されたことがあるので、ご存知の方は、多いかもしれません。


ヒットを生み出すためのチーム術について、本書では書かれています。


一人では、大きなことを成し遂げるのはむずかしい。

チームで取り組めば、一人ではできないようなことも、実現できる可能性がある。

本書を読むと、そんなことを考えさせられます。


チームとして、うまく発想したり、方向性を持っていって、協力して、新しいものを生み出す。

そういうことを知りたい方が読まれると良いと思います。


本書を読んでいて、

『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)
『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)

を思い出しました。


一人よりも、チームとして協力できるほうが、大きなことができるように思います。

あわせて読まれると、なお一層参考になることが見つかると思いますので、両方あわせて読まれると良いですね。


『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』佐藤章(著)
『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』佐藤章(著)

2009年10月 5日

『経営の見える化』小山昇(著)

『経営の見える化』小山昇(著)
『経営の見える化』小山昇(著)

株式会社武蔵野代表取締役社長、小山昇氏による著書です。

経営の見える化ということで、経営を可視化する方法について書かれています。


社長の思い、お金の流れ、現場、情報、といったことの見える化について書かれています。


とくに、お金の流れについてが、参考になりました。

お金や数字をどうやって見える化するか。

そういったことがわかりました。


今までの小山氏の著作をまとめている一冊と言えると思います。


まず、本書を読んでから、とくに知りたいことを、小山氏の別の著書で読んでみると、理解が深まるはずです。

中小企業の経営者の方が、まずは読まれると、経営の見える化、経営をうまく動かす方法を知る事ができると思います。

『経営の見える化』小山昇(著)
『経営の見える化』小山昇(著)

2009年9月28日

『カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営』フィリップ・コトラー(著)ジョン・キャスリオーネ(著)

『カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営』フィリップ・コトラー(著)ジョン・キャスリオーネ(著)
『カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営』フィリップ・コトラー(著)ジョン・キャスリオーネ(著)

フィリップ・コトラー氏の著書です。

波乱の時代のマーケティング、経営について書かれています。


とくに、「カオティクス・マネジメント・システム」というマネジメントの考え方が参考になりました。

この1~2年、わたしが考えてきたことが、1枚の図で表されているので、非常にこの点が、良かったです。


この図を知るだけでも、本書の価値はあると思います。


それだけの価値がある図であり、考え方だとわたしは思います。

ですが、その価値がわからない人には、わからないものかもしれません。


価値というものは、前提となる知識や意味がわからないとわからないものだったりしますから。


本書では、このマネジメントの考え方を、どう実践していくか、といったことが書かれています。

変化の激しい時代の、マーケティング、経営について知りたい方は、読んでみてください。

『カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営』フィリップ・コトラー(著)ジョン・キャスリオーネ(著)
『カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営』フィリップ・コトラー(著)ジョン・キャスリオーネ(著)

2009年8月31日

『こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』魚谷雅彦(著)

『こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』魚谷雅彦(著)
『こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』魚谷雅彦(著)


日本コカ・コーラ会長の魚谷雅彦氏による著書です。

日本コカ・コーラのマーケティング、ブランディングについて書かれています。


経営者やマーケティング担当者の方が読まれると、マーケティング、ブランディングについて参考になることが見つかると思います。

また、魚谷氏のキャリアメーキングについても書かれていますので、ビジネスパーソンにも参考になる点があります。


一言で言うと、良書です。

本書は、ビジネスに携わる人なら、読んでおいたほうが良い一冊です。

魚谷氏が行ってきたことについて書かれています。

その過程を知ることで、マーケティングというものについて、理解を深めることができます。


マーケティングとは何か。


なかなかわかりにくいことですが、本書を読んで、魚谷氏の行動や考えなどを追体験することで、理解することができることでしょう。

読む価値のある一冊です。

『こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』魚谷雅彦(著)
『こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』魚谷雅彦(著)

2009年8月24日

ITツールを駆使して効率的に仕事をしたい人が、今読んでおきたい、3冊プラス1冊

『仕事するのにオフィスはいらない』佐々木俊尚(著)
仕事するのにオフィスはいらない』佐々木俊尚(著)

オフィスでなくても仕事ができるような方法について書かれています。

ノマドワーク、と言われています。

PCと通信環境などを整えて、出先など場所が変わっても、仕事ができる環境を作りたい人に、参考になる一冊です。


『整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣』小山龍介(著)

本書は、整理がテーマということですが、仕事のやり方についても参考になると思います。

整理ができていると、効率が上がります。

しかし、整理に時間をかけていると、非効率でもあります。

整理を、デジタル機器などを使うことで、効率的に行う方法などがわかります。


本書を読んで、ScanSnapを買うか、買ったという人もいるのではないでしょうか。

FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500
FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500

『仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック)』佐々木正悟(著)
『仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック)』佐々木正悟(著)

ITツールを使って、記憶の補完に使うということについて書かれています。

わたしも、似たようなやり方でやっています。

様々なツールが紹介されており、それぞれ違いがわかる点が、とても参考になりました。


これら3冊をあわせて読むと、相乗効果があるので、1冊だけ読むよりも、お得だと思います。


そして、

『減らす技術 The Power of LESS』レオ・バボータ(著)
『減らす技術 The Power of LESS』レオ・バボータ(著)

も、あわせて読むと、こういった仕事のスタイルを確立していくための基本的な考え方がわかります。


結局、「やらない」で目的を実現できることが、一番の効率化です。

しかし、行動をまったくせずに実現できるといはなかなかいかないので、行動、やることを「減らす」。

その“効能”や方法について書かれています。

この「考え方」を知って、上記3冊を読むと、効果的に活用できるはずです。

減らして、整理して、脳を補完して、外でも仕事ができるようにする。

そういうことがわかる4冊です。


似たような本から組み合わせて、実践する。

そして、効果が掛け算になる。

というわけで、効率的に仕事をしたいと考えている人は、読んでみてください。

2009年7月27日

『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』本田直之(著)

『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』本田直之(著)
『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』本田直之(著)

あなたは、なまけものですか?

と人前で言われたら、なかなか「そうです」とは言いにくいかもしれません。


しかし、少しも楽したい、なまけたい、という気持ちがないという人は、少ないのではないでしょうか。


そんな気持ちがある人は、本書を読むと、うまくいく方法がわかるかもしれません。


凡人がなまけたら、うまくいくのはむずかしいと思います。

だから、ときにはなまけたいから工夫する。


そういう工夫について書かれています。


例えば、「雨が降ったら休む」というのがあります。

雨が降ったら、ランニングを休むということです。

あらかじめ休む際のルールをつくっておけば、気持ち的に楽です。

なまけているわけでもありません。


だらだらしてしまわないような工夫をするというのが、ポイントだと思います。


なまけ心を持っている人が読まれると、なまけないで、しかし、それほど辛くなく、うまくいく方法を知ることができるでしょう。

『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』本田直之(著)
『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』本田直之(著)

2009年7月20日

『ピンチをチャンスに変える51の質問』本田健(著)

『ピンチをチャンスに変える51の質問』本田健(著)
『ピンチをチャンスに変える51の質問』本田健(著)

こんな時期だからでしょうか。

ピンチをチャンスに変える、そんな言葉が、ぴったり来るような気がします。

本田健氏の著書です。


51の質問と、その考え方などについて書かれています。


質問の持つ力を、改めて実感した一冊です。

薄い本なので、普通に読むには、それほどの時間はかからないと思います。


しかし、それぞれの質問の答えを考えながら読むとしたら、それなりの時間がかかることになるでしょう。


例えば、「自分にとっての理想の人生は?」といった質問があります。

ぱっと答えられる質問ではないかもしれませんし、パッとひらめいたことが、真実かもしれません。


こういった質問(もっと軽いものが多いですが)が、51あります。

質問への自分なりの答えを考えながら読むと、行動が変わってくるのではないかと思います。

そして、読むだけで終わらせずに、行動につなげていく。

本書は、そんな本だと思いました。

『ピンチをチャンスに変える51の質問』本田健(著)<br />
『ピンチをチャンスに変える51の質問』本田健(著)

2009年7月13日

『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)

『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)
『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)

楽天株式会社代表取締役会長兼社長、三木谷浩史氏による著書です。


『成功のコンセプト』の続編という感じでしょうか。

『成功のコンセプト』は、哲学、考え方のようなものに、重点を置いて書かれていました。


『成功の法則92ヶ条』は、もう少し具体的なことが書かれていました。

基本は同じですが、さらに細かく書かれているという感じです。


当然、それほど違いがあるわけではないですが、わかりやすく読みやすいので、理解しやすかったです。

そして、実践していくときにも、理解が深まっているので、応用しやすいように感じました。


起業家や経営者はもちろんですが、ビジネスパーソンにも参考になることがあると思います。

どういうことを考えながら、ビジネスなどを行うと良いか。

そういうことを知りたい方は、読んでみてください。

『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)
『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史(著)

『成功のコンセプト』三木谷浩史(著)
『成功のコンセプト』三木谷浩史(著)

2009年7月 6日

『会社を辞めずに年収を倍にする!』藤井孝一(著)

『会社を辞めずに年収を倍にする!』藤井孝一(著)
『会社を辞めずに年収を倍にする!』藤井孝一(著)

年収を増やしたい。

昨今の不況のために、給料が下がっているという人も多いようです。

そうなると、やはり収入を増やしたいということになると思います。


本書では、藤井孝一氏が、週末起業や副業について書かれています。

わかりやすかったです。

まとまっていて、必要なことなどがわかる点が良かったです。


起業のネタの見つけ方、起業する前に必要なことなどがわかります。

ネタを見つけられないというのは、起業したいけどできない人に多い悩みでしょう。

そういう人が、このあたりを読むと、起業のネタが見つかるかもしれません。


収入を増やしたい方や週末起業を始めてみたい方などが読まれると、わかりやすいので、参考になると思います。


起業のために、週末起業を考えている方は、『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』などとあわせて読まれると良いかもしれません。


起業や副業で、年収を増やしたい方は、読んでみてください。

『会社を辞めずに年収を倍にする!』藤井孝一(著)
『会社を辞めずに年収を倍にする!』藤井孝一(著)


『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)
『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)

『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)
『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)

2009年6月29日

『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』R.B.チャルディーニ(著)

『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』R.B.チャルディーニ(著)
『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』R.B.チャルディーニ(著)

『影響力の武器』の実践編ということで、第2弾という感じでしょうか。


影響力を高めたい人や、マーケティング担当者、セールスパーソンなどが、2冊あわせて読むと、いろいろとヒントになることが見つかると思います。


『影響力の武器』は、ネタ本のようになっているので、他の本などでも、参照されていることが多いです。

それだけ、わかりやすく効果もあるということでしょう。


この実践編では、『影響力の武器』で「影響力の武器」として紹介されていたものを、実際に当てはめるにはということに焦点を当てています。

実例が出てくるので、わかりやすく、こういう風に使うとよいのかと読むことができます。


こういう本は、人には紹介しないで、こっそり使うと良い本なのかもしれません。

と言っても、もうすでに、有名な本ですから、知る人ぞ知るということにはならないわけですが。

逆に言うと、まだ読んでない人は、読んでおくと良いと思います。


人がどういうことで動くのか。

そういうことを知ることができます。

影響力を高めたい方は、読んでみてください。

『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』R.B.チャルディーニ(著)
『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』R.B.チャルディーニ(著)

『影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか』R.B.チャルディーニ(著)
『影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか』R.B.チャルディーニ(著)

2009年6月22日

『完全網羅起業成功マニュアル』ガイ・カワサキ(著)

『完全網羅起業成功マニュアル』ガイ・カワサキ(著)
『完全網羅起業成功マニュアル』ガイ・カワサキ(著)


起業についての本です。

起業本は、いろいろあるのですが、なかなかこれというのがないように思います。

それだけ、起業して成功するというのはむずかしいということでもあるのかもしれません。


本書は、アップル特別研究員として、マッキントッシュの成功に寄与したガイ・カワサキ氏による著書です。

ベンチャー起業を目指す人が読まれると良いのではないかと思いました。

起業の基本的なことがわかるように書かれています。

類書としては、

『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)
『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)

『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)
『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)

などに近いです。

これ一冊で、起業のすべてがわかる。

そんな本があると良いなと思いますが、なかなかそういう本はないなと思っています。


これから起業しようという方が、上記三冊などを読むと、起業に必要なことがわかると思いますので、読んでみてください。

『完全網羅起業成功マニュアル』ガイ・カワサキ(著)
『完全網羅起業成功マニュアル』ガイ・カワサキ(著)

2009年6月 8日

『クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす』ジェフ・ハウ(著)

『クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす』ジェフ・ハウ(著)
『クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす』ジェフ・ハウ(著)

Web2.0という言葉が流行ったことがありました。

今は、クラウドコンピューティングが少し流行っているのかもしれません。


このクラウドソーシングとは、群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語です。

Cloud Computingのクラウドは雲ですから、それとは違います。


Web2.0などと関連のある話でしょう。


コミュニティや群衆が、どうやって世界を変えていくのかということがテーマです。

ウェブの話が主な話です。


翻訳本なので、アメリカの事例などが紹介されています。

この点、知らない人には、何らかのヒントになるかもしれません。

また、これからのウェブやコミュニティについて考える際にも、何らかのヒントが得られるかもしれません。

読み手次第なところはありますが。


というわけで、ウェブで何かコミュニティのようなことをやってみたいと考えている人には、参考になるかもしれません。

『クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす』ジェフ・ハウ(著)
『クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす』ジェフ・ハウ(著)

2009年6月 1日

『任天堂 驚きを生む方程式』井上理(著)

『任天堂
『任天堂"驚き"を生む方程式』井上理(著)

ニンテンドーDS、Wiiが好調な任天堂。


本書では、そのおもしろさを生み出す秘訣について迫っています。


おもしろさ、驚き、といったことを大切にしているということがわかります。

独創性というのでしょうか。

こういうことを重視しているのだと思います。


任天堂から学びたい人が読まれると興味深く読むことができると思います。


全体として印象に残ったことは、やはり発想のやり方というか、アイデアの出し方、実現の方法です。


意外というか、それほど奇抜なことをしているわけではないということがわかります。

自分がおもしろいと思うこと、ユーザがおもしろいと思うだろうことを見つけて、ゲームにしていく。
(ただし、技術ありきではない)


ゲームというものへの危機感から生み出されている点も興味深かったです。

ゲームをやらない人へどう広めるか。

そういう発想からゲームを作っていった様子がわかりました。


おもしろさを生み出す企業から学べることは多いと感じます。

任天堂から学びたい人は、読んでみてください。

『任天堂
『任天堂"驚き"を生む方程式』井上理(著)

2009年5月18日

『顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則』ジャック・ミッチェル(著)

『顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則』ジャック・ミッチェル(著)
『顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則』ジャック・ミッチェル(著)


従業員満足について書かれています。

『94%の顧客が「大満足」と言ってくれる私の究極のサービス』の著者、ジャック・ミッチェル氏による著書です。

『94%の顧客が「大満足」~』は、顧客満足について書かれていました。

他とは違ったサービスについて書かれていました。


『顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則』は、従業員満足について書かれています。

こちらも、他とは違っていました。


顧客満足を実現するには、従業員、社員の役割が大きいと思います。

この点で、社員や従業員が、どのように扱われているのかなど気になるところです。


ミッチェルズなどを運営しているジャック・ミッチェル氏が、採用の基準や大切にしていることなどを教えてくれています。

他とは、やはり違っていると思いました。

考え方が違うのでしょう。


社員、従業員を家族として考えているようです。


社員満足について考えたい方などが読まれると参考になると思います。


『顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則』ジャック・ミッチェル(著)

2009年5月11日

『「お客様に真剣」ですか?―サービスの合言葉』高橋滋(著)

『「お客様に真剣」ですか?―サービスの合言葉』高橋滋(著)
『「お客様に真剣」ですか?―サービスの合言葉』高橋滋(著)

お客様に真剣か?

そう言われて、なんと答えたら良いのか、迷ってしまうかもしれません。

そういう方は、本書を読まれると良いと思います。


本書は、レストラン・カシータのオーナー、高橋滋氏による著書です。


サービスやホスピタリティについて書かれています。

高橋氏が意識して行っていることや、リッツ・カールトンなどから学んでいることなどを紹介しています。


お客様が気持ちよく食事やサービスを受けられるようにするにはどうしたら良いのか。

そういうことを考えるヒントなどがありました。


いろいろなエピソードが紹介されています。

そこから、どういうことを感じて、自分に取り入れるのか。

ビジネスやお客様に真剣に取り組みたいと思うなら、考えたいところです。


サービスをビジネスにしている人であるなら、読んでおきたい一冊です。


お客様に真剣か?

日々、心に留めておきたい質問だと思いました。

『「お客様に真剣」ですか?―サービスの合言葉』高橋滋(著)
『「お客様に真剣」ですか?―サービスの合言葉』高橋滋(著)


リッツ・カールトンのサービスなどについて知りたい方は、以下などを読まれると良いと思います。

undefined
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

2009年5月 4日

『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ(著)

『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ(著)
『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ(著)

失敗とは、成功の反対ではなく何も挑戦しないことだ、などと言います。


失敗の定義はともかく、本書では、失敗してしまう人や会社に見られる兆候などについて書かれています。

本書の著者、ドナルド・R・キーオ氏は、コカ・コーラの元社長です。

ウォーレン・バフェット氏、ビル・ゲイツ氏、ジャック・ウェルチ氏などが推薦の言葉を書いています。

それだけ、大きなビジネスをやっている人には、心に響くものがあるのかもしれません。


本書で言われていることにあてはまると、失敗してしまう可能性が高まると思います。

ですから、本書の逆をやるように心がけることは大切でしょう。


ただ、感じることは、失敗しないようにしても、必ずしも成功するとは限らないということです。


本書で言われているように、必ず成功する方法や法則などまだ見つかっていないとも言えます。

だから、失敗しないように行動するという考え方はあると思います。


守りを固めてから、攻めに転じるというのでしょうか。


本書を読んでから、成功するための可能性を上げるにはどうしたら良いのか。

そういうことを調べたり、考えたりして、実践していくと良いと思いました。


バケツの穴をふさいでから、水をいれる。

遠回りに見えるかもしれませんが、こういう考え方もあるということは知っておくと良いですね。


失敗したくないという人は、もちろん読んでみると参考になることでしょう。

そして、とくに自分は失敗などしないと考えがちな人が読まれると良いと思います。

『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ(著)
『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ(著)

2009年4月27日

『読ませるブログ心をつかむ文章術』樋口裕一(著)

『読ませるブログ 心をつかむ文章術』樋口裕一(著)
『読ませるブログ 心をつかむ文章術』樋口裕一(著)

ブログの多くは、日記や感じたことを書いているものが多いように思います。


そんなブログですが、ブログの書き手がブログを始めてしばらく経って思うことは、もっと多くの人に読んでもらいたいということではないでしょうか。


そう考えると、読んでもらえるような文章を書けたら、と考える人も多いと思います。


本書は、樋口裕一氏による、ブログの文章術です。

読ませるブログ、心をつかむような文章術について書かれています。


わたしも、ブログとメルマガを4年以上書いてきているので、それなりの文章術は身についているのかなと思います。

少なくとも自然に文章を書けるようになってきているとは感じます。

しかし、わたしが目指している文章は、読ませるというのとは少し違います。


それでも、文章術を知っているのといないのでは、違ってくるでしょう。


ブログの文章をどうやって書くか。

ブログを書いていると、そういうことを考える機会があると思います。

ですから、ブログの文章の書き方などを知りたい方が読まれると、こういう書き方があるのかと知ることができます。
心構えやテクニックなども知ることができます。


例文が、修正前、修正後と、ビフォー、アフターで紹介されていたりするので、理解しやすいです。


文章術なんてどうでもいい。

そういう人には役に立たないかもしれませんが、ブログの文章を読んでもらえるような文章にしたい、ブログをもっと読んでもらいたいという人には、参考になると思います。

ブログの文章で心をつかみたい方や、読ませるブログにしたい方は読んでみてください。


『読ませるブログ 心をつかむ文章術』樋口裕一(著)
『読ませるブログ 心をつかむ文章術』樋口裕一(著)

2009年4月20日

『修羅場のビジネス突破力』佐倉住嘉(著)

『修羅場のビジネス突破力』佐倉住嘉(著)
『修羅場のビジネス突破力』佐倉住嘉(著)

ボーズ(BOSE)株式会社の日本法人、元代表取締役社長の佐倉住嘉氏による著書です。


BOSEと言えば、スピーカーです。

今は有名ですが、ここまでどうやってきたのか。

そういうことの一端を、本書で知ることができます。


著者の佐倉氏は、70歳を超えて現役ということです。

今までの経験などを書かれています。


起業転職2勝15敗ということで、修羅場を越えてきた人の考え方などを知ることができました。

わたしがこのところちょうど考えているようなことが書かれていたので、共感すことができました。


こういったことに加えて、

今の日本におけるボーズというブランドをどうやって築いてきたのか、ということも、知ることができます。

これから起業する人などが読まれると、参考になると思います。


文章で読むと、そこには色も音も、映像もないので、さらっとした感じで読めてしまうかもしれません。

そこには、時間や経験、書かれていないことなどがあるのではないか、などと考えながら読むと、より活かすことができるでしょう。

仮に、まだ起業していないわたしが読んだら、本書の価値を、理解できないかもしれないとも思います。

起業前の人は、想像力を働かせながら、読まれると良いと思います。


無名の企業が、どうやってここまで来たのか、ということを知ることでも、これから自社などをどうしようかと考えている人にも良いかもしれません。


『修羅場のビジネス突破力』佐倉住嘉(著)
『修羅場のビジネス突破力』佐倉住嘉(著)

2009年4月13日

『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術』平野敦士カール(著)

『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術』平野敦士カール(著)
『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術』平野敦士カール(著)


『アライアンス仕事術』の著者、平野敦士カール氏による著書です。

本書は、『アライアンス仕事術』の具体的な実践方法について書かれています。

とくに、人間関係術について書かれています。


企業にしろ、個人にしろ、人との関係で仕事は行われるので、人間関係術について知っておくことは重要でしょう。

一人でできることは限られています。

人と力を合わせて仕事を行う、コラボする、アライアンスするという技術が必要だと思います。

そういうことを考えている人が読むと、参考になるはずです。


人脈術やメール術、情報発信のためのブログの書き方、おすすめのランチのお店など、具体的な方法が書かれています。

また、交渉やプレゼン術についても書かれています。


アライアンスする際の人との付き合い方などを知ることができるしょう。

本書に書かれていることを、ビジネスパーソンや起業家の人が身につけて実践できるようになると、強いと思います。

薄い本ですので、すぐに読むことができて、わかりやすいので、実践もしやすいと思います。

知識を増やすためには、厚い本を読むというのが良いかなと思いますが、実践するためには、こういうわかりやすい本でやるべき行動を知って実践すると良いと思います。

わたしも、意識して実践していきたいと思いました。

『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術』平野敦士カール(著)
『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術』平野敦士カール(著)

2009年4月 6日

『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』小宮一慶(著)

『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』小宮一慶(著)
『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』小宮一慶(著)

不況です。

こういう時代にも生き残っていけるように考えるのが、社長の役割の一つでしょう。


本書は、経営コンサルタントの小宮一慶氏による著書です。

社長力、経営について書かれています。

わかりやすいです。


社長の仕事や経営は簡単な仕事ではないからでしょうか、なかなかわかりやすく説明するというのはむずかしいことだと思います。

わかりやすいので、頭を整理したい経営者の方などが読まれると良いと思います。


ストラテジー力、マーケティング力、ヒューマンリソース・マネジメント力、会計力、人間力。

こういった社長や経営に必要な力について書かれています。

すでに経営されている方は、実感として感じていることかなと思います。

本書で頭の整理をして、さらに深めたい方は、他の本などを読む、実践してみるということが必要でしょう。


また、わかりやすいので、これから起業したいという方に、とくに参考になると思いました。

社長にはどんな能力、考え方が必要なのかがわかります。

起業したいという人は、経営についての知識なども必要ということを理解しておくと、起業後に苦労することは少なくなるかもしれません。


これから起業したい方、起業したばかりの経営者の方には、とくに参考になる一冊だと思いますので、読んでみてください。

『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』小宮一慶(著)
『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』小宮一慶(著)

2009年3月30日

『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)

『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)

『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)
『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)


サバイバルという言葉を使うと、少し前までは、日本では、違和感があったかもしれません。

しかし、2008年、2009年と、経済状況が悪化している状況では、違和感もあまりなく、というよりは、まさに「サバイバル」という言葉が当てはまってしまうような状況も局所的なのかもしれませんが、見える気もします。


本書は、レバレッジシリーズなどの著者、本田直之氏の著書です。

タイトルを日本語にすると、生き残りキャリア術ということで、生き残っていくため、サバイバルするためのキャリアの築き方について書かれています。


個人的には、複数の複線のあるマルチな生き方、ということが印象に残りました。

本田氏は、日本とハワイで1年で半々の生活をしていると、本書でも、他の著書でも書かれています。

こういう一つにすべてを委ねないという考え方、やり方ということの必要性を、改めて感じました。


I型人間、T型人間、π型人間などと言われたりするのですが、π型のキャリアの築き方、生き方などの必要性が高まっているのかもしれません。


自分のキャリアの築き方などを知りたい方が読まれると参考になると思います。

ちょうど、新年度なので、新入社員の人など読まれると、ぴったりのように感じます。

(もちろん、新入社員の方だけではなく、自分のキャリアのこれからを考えたい方には、参考になることが見つかると思います。)


『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)
『本田式サバイバル・キャリア術』本田直之(著)

2009年3月23日

『凡才の集団は孤高の天才に勝る』キース・ソーヤー(著)

『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)
『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)


ものすごいアイデアは、どうやってつくられるのか。

そういうことに興味がある人は、本書を読むと、興味深いことを知ることができるかもしれません。


本書は、

第1部 凡才を天才に変えるチームの力
第2部 ものすごいアイデアが閃くメカニズムを解明する
第3部 凡才のネットワークが天才を凌駕する

という3部構成になっています。


アイデア不足を感じている人は、興味をひかれるところでしょう。


アイデアというものは一人の人が生み出したような印象を与えます。

しかし、グループや人とのつながりの中から出てきたものもあります。

アイデアは既存のものの新しい組み合わせだとすると、人とのつながりがない中で考え出されることのほうがまれかもしれません。


そう考えると、集団でアイデアを生み出すにはどうしたら良いのか、ということが気になるところです。

本書では、そのような「コラボレーション」によってアイデアを生み出すことについて探っています。


とくに興味深かったのは、ブレインストーミングで、質の高いアイデアを出す方法です。

ブレストは、アイデア出しの方法として有効と言われます。

しかし、良いアイデアが出るかどうかは、そのときによるように思います。

この精度を上げるにはどうしたら良いのか。

そういうことのヒントを知ることができました。


他にも、発想法についてのヒントやコラボレーションのヒントなども見つけることができました。

アイデアの重要性を感じている人には、読んでおくと参考になる一冊となることでしょう。

『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)
『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)

2009年3月16日

『大事なことだけ、ちゃんとやれ!』ジェームズ・キルツ(著),ロバート・ローバー(著),ジョン・マンフレーディ (著)

『大事なことだけ、ちゃんとやれ!』ジェームズ・キルツ(著),ロバート・ローバー(著),ジョン・マンフレーディ (著)
『大事なことだけ、ちゃんとやれ!』ジェームズ・キルツ(著),ロバート・ローバー(著),ジョン・マンフレーディ (著)


本書は、ナビスコのCEO、ジレットの会長兼CEOなどを務めたジェームズ・キルツ氏の著書です。

会社を再建してきたことなどが評価されています。


こう言っては何ですが、書かれていることは、しごく全うです。

奇策などは書かれていません。

逆に言えば、再建に奇策は必要ないと言えるのかもしれません。


なぜ紹介するかというと、本書のタイトル「大事なことだけ、ちゃんとやれ!」が非常に重要なことだと思うからです。


大事なことをやる。

何か目標があったとして、いろいろとやったほうがよいと思われることはあります。

しかし、現実には、資源や時間が限られているので、すべてをやることはできません。


このようなことは頭でわかっていたとしても、何が大事なのか、見極めることがむずかしかったりします。

その見極めが、意思決定であり、そのために情報を収集することが必要になるわけです。

このあたりについては、本書にも書かれていますが、本書だけではなく、他の本なども参考にすると良いと思います。


そして、大事なことがわかったら、ちゃんとやる。

大事なのだからやるのは当たり前と言えます。

しかし、これが案外むずかしいです。

計画してもそのとおりに実行できないということと、もっと重要なことが見つかるということがあると思います。

そういうときは、一言で言ってしまえば、柔軟性を持って対応するということが求められるでしょう。

ここまで書いたことは、とくにすごいことでも、奇抜なことでもないと思います。

それでも、これらができなければ、長期的にはうまく行かないように感じます。


大事なことを、きちんとやる

長期的な成功に、これで十分かどうかはわかりませんが、必要なことだと思います。

当たり前なのですが、ときに忘れてしまうからか、大事でもないことをやってしまったりします。

まずは、大事なことを、きちんとやることを、いつも心がけておきたいと思います。

『大事なことだけ、ちゃんとやれ!』ジェームズ・キルツ(著),ロバート・ローバー(著),ジョン・マンフレーディ (著)
『大事なことだけ、ちゃんとやれ!』ジェームズ・キルツ(著),ロバート・ローバー(著),ジョン・マンフレーディ (著)

2009年3月 2日

『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』

『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』ケリー・パターソン(著)
『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』ケリー・パターソン(著)

インフルエンサーとは、影響力のある人といった意味の言葉です。

本書では、人や社会を変えてきた人たちが使ってきたと思われる、人を動かすための技術などについて書かれています。


事例をもとに、どのようなことをやってきたのかが説明されていて、さらに、フレームワークを提示してくれています。

副題に、「6つのレバレッジポイントが人と組織を大きく変える!」とあり、6つのポイントを押さえることで、人や組織を変えていくやり方がわかります。


人を動かすというと、デール・カーネギー氏の『人を動かす』が有名です。

『人を動かす』は、おもに一人の人を動かす技術、やり方について書かれています。


本書は、もう少し大きな単位の人への影響力も事例として取り上げています。

『アイデアのちから』とあわせて読むとさらに興味深く読むことが出来ると思います。

『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)
『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)


また、行動分析学というものを応用している面もありますので、

『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』

『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』石田淳(著)
『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』石田淳(著)

なども読まれると良いかもしれません。


人を動かす。

こういうと、操作するのかということが問題になるかもしれません。

そういう「倫理的なこと」があるとしても、人や組織を良い方向に向かわせたいという思いがある人はいると思います。

本書では、たとえば、タイのエイズ予防などの成功例が紹介されています。

エイズが広まらないように、どのようなことをやっていったのか。


そこから何が学べるのか。

こういうことに興味がある人には、参考になる一冊です。


ちなみに、NYタイムズのベストセラーだそうです。


影響力を駆使して、人を動かしたい、組織などを変えたい。

そう考えている人が読んで実践されると良いと思います。


わたしも、実践してみます。

『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』ケリー・パターソン(著)
『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』ケリー・パターソン(著)

2009年2月12日

『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?』ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I.サットン(著)

『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?』ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I.サットン(著)
『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?』ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I.サットン(著)


なぜ、当たり前ができないのか?

よく言われることですが、「当たり前のことなのにできていない」などと言います。

なぜ基本的なことができないのでしょうか。


本書は、経営について、この点について書かれています。

経営者の方が読まれると、参考になると思います。


経営者の方でなくても、当たり前のことができない理由もわかることでしょう。

基本的には、経営についてではありますが。


基本や当たり前ができない理由がわかっている人や、経営の基本的なことがわかっていて、実践できている人には必要のない本かもしれません。

しかし、わかっているようでわかっていない。

できているようで、できていない。


それが、当たり前のことだったり、基本だったりするのかもしれません。

本書とあわせて、

『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)
『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)

も読むと、またおもしろいことを見つけることができるかもしれません。

何かは書きませんが。


基本の重要性はよく言われます。

やはり基本ができていないと、なかなか前に進めないからでしょう。


当たり前のことの大切さについて考えたい方が読まれると、何かしら得るところがあると思います。

わたしは、ありました。

『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?』ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I.サットン(著)
『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?』ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I.サットン(著)


2009年2月 9日

『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)

『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)
『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)

Wisdom of crowdsなどと言われます。

多様な人の重要性も言われます。

それが正しそうなことは、直観的にわかる気もしますが、本当にそうなのか。

なぜ正しいのか。本当に正しくなるのか。どのようなときに正しくなるのか。


本書では、そういうことについて書かれています。


また、専門家などの優秀な人間の考えよりも、多くの人の意見の寄せ集めのほうが優るには、どういうことが必要なのか、ということも探っています。


人を採用する際などに、能力なのか、人柄なのか、といったことが議論されます。

そういうことを考える際の参考になります。


多様性が大切と、よく言われます。

その論理的根拠を知りたいなら、本書を読まれると良いと思います。


能力がそれほどでもないメンバーの組織が、専門家の意見よりも優れた解を考え出すにはどうしたら良いのか。

そういうことを知りたい方にも、参考になると思います。


多様性が重要と言うけれども、本当なのか、そういうことを考えたい方は、
読んでみてください。

『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)
『「多様な意見」はなぜ正しいのか』スコット・ペイジ(著)

2009年2月 2日

『超!部下マネジメント術』石田淳(著)

『超!部下マネジメント術』石田淳(著)

『超!部下マネジメント術』石田淳(著)
『超!部下マネジメント術』石田淳(著)

『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』などの著者、石田淳氏による著書です。


本書では、部下のマネジメント、指導、育成ということについて書かれています。


部下を育てるのは、なかなか難しい仕事でしょう。


部下が育たないのは、教え方がわかっていないから。


ということで、教え方、指導の仕方について書かれています。


その方法は、インストラクショナルデザインということで、指導の設計図をつくることということです。

指導の設計図をつくり、指導手順にそって、部下の指導をすることで、部下が学びやすくなる。

そのような方法について書かれています。


上司が教え方がわからないのは、教え方を習っていないからでしょう。

最近は、勉強法の本などが売れているようですが、これも、勉強法は習っていない(もしくは忘れた?)という人が多いからでしょうね。

教え方、育て方がわからないと、当然ですが、育成には苦労します。

部下の指導、育成方法を、上司などが知ることがマネジメントにつながっていくのだろうと思います。

石田氏の本は、いつもわかりやすいですが、本書もわかりやすかったです。

部下の育成などについて学びたい方が、読まれると良いと思います。


『超!部下マネジメント術』石田淳(著)
『超!部下マネジメント術』石田淳(著)

2009年1月26日

『レバレッジ・マネジメント』本田直之(著)

『レバレッジ・マネジメント』本田直之(著)
『レバレッジ・マネジメント』本田直之(著)

本田直之氏による著書です。


経営、マネジメントについて書かれています。


1経営者のレバレッジ
2戦略のレバレッジ
3営業のレバレッジ
4ブランドのレバレッジ
5仕組み化のレバレッジ
6組織のレバレッジ

これら、6つの点について書かれています。


わかりやすいです。

マネジメントについての基本的な考え方がわかります。


考え方は、奇抜なことや非常識なことが書かれているわけではありません。

結局、これらを、どう実行して、実現するかということなのだと思います。


また、基本的な考え方なので、やり方については、簡潔に書かれています。

さらに、考えたい、知りたいという方は、他の本なども、参考にすると良いと思います。


マネジメントの全体像や、自分に足りないものが何かなどを、知るために、活用すると良い一冊だと感じました。

Q&A形式になっているので、その部分を読んで、自分でさらに考えて、実行するという使い方ができる本です。


経営やマネジメントについて、考えたい方が読まれると良いと思います。


『レバレッジ・マネジメント』本田直之(著)
『レバレッジ・マネジメント』本田直之(著)

2009年1月19日

『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)

『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)

『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)
『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)

残業したくない。

残業させたくない。


定時に帰宅するために、いろいろな工夫があると思います。

本書では、生産性を上げるための、方法や考え方について書かれています。


チーム術ということですが、内容としては、チームで協力するというところに行き着くまでを中心に書かれているという感じです。

やはり、協力しようと思えるようになるまでが、むずかしいからでしょう。

(もちろん、協力できるようにするための方法についても、書かれていますが。)


組織やチームの問題として、協力して何かを行うということが課題としてあると思います。

体育会系の人、とくにチームスポーツをやってきた人が、就職に有利などと言われるのは、他人と協力するということが、体でわかっているということもあると思います。


本書では、そのチーム力を上げるために、協力できるような状況を作るためのツールや方法、考え方について書かれています。

それぞれのツールなどは、そのチーム、組織によって、活用の方法などは、工夫する必要があるでしょう。


基本的な考え方が、とくに参考になると思います。

このような考え方をすると、協力し合える土台を作ることが可能になるということがわかると思います。


効率的、生産的な働き方を考えたい方や経営者の方が読まれると参考になると思いました。

『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)
『6時に帰るチーム術』小室淑恵(著)

2009年1月13日

『1分間アントレプレナー』ケン・ブランチャード

『1分間アントレプレナー 黄金の起業法則』ケン・ブランチャード(著),ドン・ハトソン(著),イーサン・ウィリス(著)
『1分間アントレプレナー 黄金の起業法則』ケン・ブランチャード(著),ドン・ハトソン(著),イーサン・ウィリス(著)

副題が、「黄金の起業法則」とあるように、起業について書かれています。

物語形式で展開していく、ビジネス書です。


簡単に書くと、主人公が、起業する前から、そして起業してから、困りながらも、成功していくという話です。

起業やビジネスについての基本がわかるようになっています。

わかりやすかったです。


すでに起業して、それなりの苦労をしている人は、知っていることだと思いますが、これから起業しようという人には、参考になると思います。

とくに、起業の法則は、そのとおりなので、知っておくと良いです。

というか、知らないと、失敗し、倒産します。


薄い本ですので、簡単に読むことができます。

短時間で、起業における重要なポイントについて知ることができる点が、良いと思います。


これから起業しようという方は、読んでおくと良いのではないでしょうか。


本書を読んだ後に、以下の2冊を読むと、さらに理解が深まると思います。

あわせて読んでみて下さい。

『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)
『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』マイケル E.ガーバー(著)

『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)
『起業家精神に火をつけろ!』マイケル E.ガーバー(著)


『1分間アントレプレナー 黄金の起業法則』ケン・ブランチャード(著),ドン・ハトソン(著),イーサン・ウィリス(著)
『1分間アントレプレナー 黄金の起業法則』ケン・ブランチャード(著),ドン・ハトソン(著),イーサン・ウィリス(著)

| ホーム | ブログランキング | メルマガ登録・詳細 | このブログについて | SEO対策のコツ |  ブログのコツ |
| ビジネスブログ作成制作 | メルマガ広告掲載問合せ |