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2006年12月27日

グローバルIT企業によるベンチャー企業の投資、買収基準

国際的IT企業は何を願い、どのようにしてベンチャーと関係をつくるのか CNET Japanの記事より


この記事は、Google、Microsoft、IBMの投資部門担当者による投資、買収の基準などについて書かれています。


まずは、Google。

今年、YouTubeを買収したGoogleですが、

Googleでは人材やテクノロジー、それにまつわるIPに対して価値を認めているからこそ、買収の進め方は対象となる企業の技術者を社内に取り入れることが主たる目的になるという。

ということで、主に、技術や人材を取り込むための手法として、投資や買収を行うということです。

これは、シスコの考え方に似ているかもしれません。

YouTubeは、例外ということです。


次は、マイクロソフト。

Microsoftが“パートナー”と認めるベンチャー企業には、(1)ベンチャーキャピタル(VC)が後ろ盾についていること、(2)エンドユーザーにプロダクトが到達できていること、(3)開発するプロダクトの実用性が証明されている――これら3つの基礎的条件が必要と説明している。

他に、スピード感も大切だそうです。

パートナーとして、参加する制度というものがあるようです。

Microsoft Startup Zone

パートナーになると、いろいろ支援が得られるようです。


次に、IBM。

協業したいとするベンチャー企業としては、(1)対象の市場やユーザー企業をよく理解している、(2)市場に対して具体的なソリューションを持ってユーザー企業を満足させていると証明できる、(3)経営陣が素晴らしい企業――という3つの条件を掲げている。

条件としては、マイクロソフトに似ています。

VCからの情報などで、協業を目指すことが、大きな狙いのようです。


それぞれ、微妙な違いがあるようです。

Googleが、他の2社とは、異質ですね。

ベンチャー企業がベンチャー企業を取り込むというようです。


マイクロソフトとIBMは、VCが大きな役割を担っている感じがあります。

日本でも同様かどうかわかりませんが、それなりの実績があることが重要なのかもしれません。


全体戦略の違いから、このような違いがくるのか、それとも、企業の文化や歴史などから来るのか、内情がわからないので、わかりません。

投資や買収による協力は、各社とも重要な位置づけではあるようです。

イノベーティブなサービスやソリューションを提供できることが、やはり重要なポイントだということがわかります。

そういった、優れたサービスなどを取り込んで、さらに、自社を強くしていこうとことがどのグローバルIT企業にもあるということですね。

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